君は悪魔か少女になって

来世は高校球児になりたいOLの日記

愛される勇気が欲しい話

サボりすぎて存在を忘れかけていたこのブログですが、更新を楽しみにしているコア読者から定期的にリマインドをもらうので、そういえば言語化したいことが色々溜まってきたなあとも思っていたし、てきとうに思ったことを無責任に書きたいと思います。

 

そもそも私がこのブログを始めたきっかけは、ひとつの恋を終わらせるためだった(と当時の日記に書いてあったので多分そうなんだと思う。忘れたけど)。

 

当時社会人3年目くらいで恋に仕事に何かと一生懸命に生きていた私は、好きだった人に、好きだと言われても、簡単に「うん」とは言わない人間だった。

 

めんどくさいことに、その選択をすることによって相手の人生はどう変化し、周囲にどんな影響を与え、誰がどう感じ、私の未来はどう変わるのか、親はどう思うのか、気になって気になって、簡単に現状を変えれない人間だったんですよね。

私自身がどう思うのかは、そこにはあまり介在の余地がなかった。

 

そういえば親が持ってきた九州ではかなり大きな会社の社長長男との縁談にも「うん」といえず、父をとんでもない僻地へ出向させてしまうという果てしない迷惑をかけたこともあった(この話は父と笑って話せるようになったら書こうと思います。おもろいので)

超金持ちになれるチャンスだったのに。もったいないことしたよね。

 

そんな調子だから、チャンスを逃しに逃し、好きだと言ってくれた人の手を掴めずに、気づいたらもう手が届かないところに行っていた・・ということが、私の人生では幾度となくあった。

愛されることが怖かったのかもしれないし、相手の愛情にまっすぐに応えられる自信もなかったのかなあと思っている。

 

どちらにせよ意味不明な理由で「俺のこと好きだけど付き合えないってなに?」となってしまう被害者が発生するたびに私の友人は

 

「悪いことは言わんから、アカネから早く逃げてって思う」

と言っていて、私も「いや、確かにそうなんだけどひどくない?」って笑いながら、毎日安いワインを飲んで私の話を聞いてもらっていた。

 

閑話休題

 

 

そうして、ひとつの恋が終わった時に私の思考回路と原因を分析したくこのブログを作ったはずなのに、ボリスジョンソン首相の生い立ちについて考えたり、バチェロレッテの胸中を察して一緒に心を痛めたり、コロナ禍でマスクの質について分析したりしていたら完全に当初の目的を失ったし、なんなら転職したり、上京したり、駅で転げ落ちて靭帯損傷したり、酒の飲み過ぎで財布と携帯を渋谷で紛失したりしているうちに、いつのまにかその恋心はちゃんと私の心に優しく息づく思い出のひとつになっていた。

 

結局、失恋の傷心を癒すのは「時間」のみ。

アラサーはそう思います。

 

 

まあ、なんでこんなめんどくさい人間なんだろう?と思うことは昔から多々あり、人間関係が100か0かになってしまうのは、今になっても変わんない。

人との距離感のバグを起こしがちなのは多分愛着障害からきてそうと友達にいわれ、すんごい!私のこと私よりわかってる!天才!と思いました。

試しに関連本読んでみたら、おぉなるほど確かに私のことっぽいな〜と思いました。

 

愛着障害にも色々あるみたい

 

私は親と仲良くないけど、幸いなことに大学まで奨学金もなく私立に行かせてもらったし、もちろん虐待やネグレクトも受けず、大好きなバレエも大人になるまでやらせてもらったし、大切に育ててもらったと思っているので、どこで愛着障害になったのかなあと思っていたのだけど、この本を読んでなるほどと思ったのは、「親が共感してくれる」「私の選択を後押ししてくれる」経験が圧倒的にないということですね。

 

父が厳しい人だったので、私が思い通りに育ってないと感じると、私の生活に厳しい制限をかけ、私の考えを聞くこともしてくれなかったので、私の人生において何を感じ、本当は私は何をしたいかに正直に目を向けたり、きちんと言葉にする機会もなく、大人になってしまったんだろうなあと思う。

受験や、バレエや、学校での人間関係の問題などにおいて、両親はあまり私の味方になってくれなかったのが、ちょっと寂しかったのかな。

 

親になることがあったら気をつけたいね。

 

まあ私はかなりの不良だったので、小6の時に両親が学校から呼び出され退学処分になりかけたり、勉強できなすぎるのに一生バレエにいそしんで受験勉強サボったり、親の手から逃げたくて定期的に家出したり、模試受けずに彼氏と花火大会行くような手のかかる自由な次女だったから、手を焼いてたんだろうなあとは思う。

両親、その節はすまん。お陰でまともな大人になれました。

 

本当に誰も悪くないし、大人になった今私は「親も人間なんだなあ」と思えるようになったし、父もまた私を一人の人間として接してくれるようになったので、あっけなくちゃんとコミュニケーションが取れるようになったしね。

 

だからこそこれからはこの性格とちゃんと向き合って、自分のやりたいことや考えをまずは自分自身が認めて、自分を愛して生きていこうと思う。

 

東京に来てよかったね、私よ。

少しずついい大人になれそうです。

 

当時とは環境も周りの人も違うけど、いつまでも恋愛への向き合い方が変わらなすぎて困っちゃう。困っちゃうけど、これが私だから、今夜も淡麗グリーンラベルを飲んで、ネイルをきれいにして、ちょっといいフェイスパックしちゃったりして、自分をぎゅっと抱きしめて寝ようと思います。

 

明日も仕事頑張ろう!

 

一人暮らしのコロナ闘病日記

第7波でしっかりとコロナに感染してしまいました。

本当に死ぬほど辛かったので、生き残った喜びと教訓をここに残します。

 

 

7月27日(水)

・朝昼はとても元気だったので、ベンティサイズのオーツミルクラテをがぶ飲みしながら働く。

・仕事帰りに仲良しの上司2人と寿司をもりもり食べる。

・帰りの電車で突然寒気と吐き気を感じるも「食べすぎたな〜」と反省。いや、吐き気の方は実際に食べ過ぎのせいだったんだと思う。だって美味しかったんだもん。

・寝る前に悪寒が止まらなくなり、明日休むのかなあとなんとなく思いながら寝る。

・この日は生理1日目だった。だから不調だったんだと神に祈りながら就寝。

 

7月28日(木)

・朝:37.5℃。

・起きると発熱、倦怠感、寒気がすごい。ゾワゾワして寝られない。

・会社を休む。まだコロナだと信じたくない。これは生理・・生理によるもの・・・・

・11時:38.6℃。

・生き残りグッズお茶しか装備してないことに気づく。最弱。

12時30分:39.01℃。(察し)

・死にかけながらとりあえず風呂に入る(ここから丸3日間風呂に入れないことをこの時の私は知らない)

・発熱外来に電話するも全病院に「今日はもういっぱいです」と断られる。どうやら発熱外来は第7波でパンク、朝9時ぴったりに電話しないと予約が取れないらしい。ディズニーじゃん。最後の1つに断られた時、つらすぎて電話口でおめおめと泣く。

・市販の解熱剤を飲んで、39.5℃が39.2℃になる。変わんなすぎて泣く。

・体が激アツなのに、歯をガタガタ鳴らしながら寝る。

 

7月29日(金)

・激しい頭痛で目を覚ます。頭カチ割れたのかと思った。

・起きて測ると38.9℃になっていて喜ぶ。熱下がったの基準がおかしい気がするが、小さなことに喜んでないと生きる希望が持てない。

・朝9時。いくつかの病院に何度も連絡するも全く繋がらない。なんで死にかけの病人が苦しみながら電話かけ続けないといけないんや?と、都政に怒りの感情が湧く。百合子、頼むよ。

・9時30分、とりあえず繋がった病院で明日の予約だけこぎつける。明日まで生きてる自信は全くない。自分が腐乱死体となって見つかる未来を想像してまた泣く。

・初めてご飯を食べる(フルーツヨーグルト)。食べ終わる頃に息切れしていて泣く。まだ私・・・生きてる・・・

・午後突然キャンセルが入ったため発熱外来に向かう。「市販薬飲んでますか」って聞かれたので「辛かったので飲んでます」って言ったら「じゃあ薬いりませんね。」って言われて帰された。ひどい。そんなトラップあるか?

 

7月30日(土)

・朝:39.6℃。

・寝れない日が続き完全に心が折れる。天井の虚無空間に向かって「死にて〜・・」と呟き続ける。

・トイレにたどり着けず、一回廊下で寝る。

・病院から電話。「検査の結果、いん・・・陽性でした〜。」って言われて、なんか損した気分になる。今文章にしたら漢字似てるね。

・実家の母親に「コロナになりました」と申告する。腐乱死体となって見つかったらゴメンというと、「ちゃんと冷房ガンガンに効かせといてね!!」と、娘が腐乱死体になる前提で対策本部を立て始める母。ママ、私まだギリ生きてるよ。

・突然喉が痛くなる。昨日病院で「喉は?喉は痛くない?」ってめっちゃ聞かれて、(なんでそんなに喉のこと聞いてくるん?)って思いながら「痛くないです」って言っちゃったのに。調べたら「今のコロナは咳がやばい」って書いてあった。薬ない。言ってよ。きづいちゃったら、もう喉が焼けつく程に痛い。咳しすぎて固形物食べられんな〜〜って思ったけど、元から一回も固形物チャレンジしてないから食べられるのかもわからん。

・38.4℃〜39℃をいったりきたりする。

・寝れなくて絶望しているときに「暇ならみてみなよ」と友人が紹介してくれた『ヒトvsハチ』というNetflixの超しょーもないドラマが面白すぎて夜中3時から一気見する。友よありがとう、療養生活で最も有意義な時間だったよ。



 

7月31日(日)

・朝:38.2℃。突然熱が下がる。

・久しぶりに風呂に入り、気持ち良すぎて泣く。(泣きすぎ)

ウィダーインゼリーが苦く感じる。

・東京都の支援物資サポート「うちサポ」に電話すると、「ネット通販とかで購入できるならそちらでお願いします」と言われ、押しに弱すぎて支援物資を断られる。こんなときでも押しに弱すぎる自分に凹む。知らんけど区役所で生活保護断られるタイプ。多分、私みたいな人間が一番支援物資いるよ、百合子。(その後ネットで無事に「うちサポ」頼めました。)

・とにかく咳がやばい。何がやばいって、横になると咳が止まらないので、座って寝るしかないのがつらい。24時間ずっと家にいるのに、ずっとソファーで直角になっている私を、向かいにある全身鏡で客観的に見て悲しい気持ちになる。

・一緒の時期にコロナになった友人から「梅昆布茶が喉にいい」という情報を得たので買ってみる。非常に良い。今後コロナになったら飲んでみてください。

・SPECのテレビシリーズを一気見する。

・「元気になったら快気祝いしよ〜!」という男を殺したい気持ちになる。こういう奴が世の中にコロナを!!!!撒き散らしてるんや!!!!!!!!成敗!!!!!!!!!!!!!!(乱心)

・相変わらず寝れないので死にたい精神状態が続く。

・寝れないので明け方に排水溝の掃除をする。

 

8月1日(月)

・突然平熱になる。

・相変わらずプリンが苦い。

・元気になった瞬間、都から段ボール2箱分の支援物資が届く。

こんな感じ

・固形物を見るだけで吐き気を感じる。相変わらず固形物を食べることに恐怖を感じる自分。体重測ったら1週間で3キロ落ちてた。ゲッソリ・・・

・横になるのは無理だけど、斜めにはなれるようになった(?)。

・相変わらず寝れないので、夜中にベランダの掃除をする。

 

8月2日(火)

・ちょっと熱がでる。

・突然「北京ダッグが食べたい」と思い、ウーバーイーツするも2口しか食べれない。こんな味だったか?千五百円もしたのに・・

・夜中に散歩してみるも、肺がギューンと痛くなり、10分で挫折。家の近くのベンチで丸くなっていると交番のお巡りさんに声をかけられる。ちょっと歩くだけで疲れるおじいちゃんのよう。後遺症とはこのことか。心肺機能は確実に低下している。

・そういえば足の筋肉も完全になくなりかけている。ちょっと歩くと足がふらつく。自分の衰退具合に絶望する。

 

8月3日(水)

・起きると平熱になっていた。嬉しい。

・もはや意味わからないタイミングで母から支援物資が届く。もうほぼ元気だけど、ありがとう。届いたラーメンは賞味期限が切れてました。

・突然「チョコバナナパフェが食べたい」と思い、スイートポテト味のジェラートと一緒に注文するも、パフェ1口食べて吐きそうになる。こんな味だったか(デジャブ)?ジェラートに至ってはスイートポテトのはずなのにキノコの風味を感じてしまう。怖すぎ。2000円くらいしたのに・・・。なんで食べたくなるのかわからないけど、脳は食べ物を欲しているのか?

 

8月4日(木)

・会社でコロナ大流行してることに気づく。25人のチームで、7人休んでるらしい。休みすぎ!流行りすぎ!!

・コロナ警察と化した派遣社員一揆を起こしているという話を聞いて戦々恐々とする。来週どんな顔して会社行けばいいんや・・・

・コロナになった時、「誰でもなるんだから、責任感じなくていいよ」「とにかく自分の体調を治すことに集中してね」と言ってくれた会社の先輩たちの名前を、タトゥーにして体に刻みたいほど感謝している。それほどまでにつらい1週間だった。

 

8月5日(金)

ということで、私の絶望闘病日記は終了。

(発症から10日間の療養期間も今日で終わり!!!)

あいかわらず咳は出るし、これだけ引きこもっていると外に出るのがめちゃコワイけど、来週の社会復帰に向けて土日は少しずつ外の空気を吸いながら過ごしてみようと思う。

 

結論としては、医療保険に入ってる奴が勝ち」っていうことですね。

持病の手術してから医療保険後回しにしてたけど、緩和型じゃなくてももう入れそうなので、元気になったら早速入りたいと思います。

 

当分は固形物を食べれるようになることと、げっそりした体を健康体に戻すことに注力して、自分に優しく生きたいと思います。

 

飲み会大好きな私に、「当分飲み会行きたくないな」と思わせるほどコロナは強烈なトラウマを植え付けましたが、体力と味覚が戻った際には、美味しいご飯を一緒に食べに行ってくれると嬉しいです。

 

おわり

仕事をやめた話

 

※とんでもない時差ですが、昨年秋の出来事について書きます。

更新サボっててすみません。

 

 

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26歳の最終日、私は4年半勤務した会社を突然退職した。

 

当時私は「東京に彼氏がいる」ことを声を大にして発信していたので、ついに結婚か〜ということで上司も同僚も、心からのお祝いと餞の言葉をくれた。

 

まぁ、結婚しないんやけどな。

 

前述した通り私は社会人2年目から「上京したい」以外の感情がなくなっていた。

進学や就職のタイミングで選択肢の中からわざわざ地元にいることを選んでいた私は、ある日突然

 

「いや、このまま地元にいたら私はおかしくなっちゃうのでは???」

と思い至ったのである。

 

理由は色々とあるけれど、とにかく家族や恋人の事を全く考えずに自分のやりたいことを一回くらいしてみたい、ちょっとくらい破天荒でもいいから意味不明で非効率な選択する自分を見てみたい、と思った。

 

今までの私のことを全く知らない誰かと仲良くなって、誰も知らない場所で他の人にはわからない会話をしたかったのに、街を歩けば知り合いに見つかるし、マッチングアプリでは知り合いとマッチするし、合コンでは絶対に友達の友達いるし、一挙手一投足を家族や知り合いに見られているようでキモくて、福岡で彼氏作ったら人生が終わるような気がした。

ずっと胸がざわついてて、あぁ、これは限界かもしれん、という感情をつねに抱えていた。

 

 

私の感情が堰を切ったその夜、私は中洲の川沿いのベンチでビールを飲んだ。

いつも人一倍気にしている他人の目線を一切気にせず、小一時間川に浮かぶゴミを見つめて過ごした。

ちょっと肌寒い春の日だった。

 

 

とはいえ仕事が好きだった私は簡単に退職する気にはなれなかったんですね。

営業は大変だったけど業務内容は本当に私の好きな分野だったし、キャリア形成していく未来も見えなくもなかった。(のちに友達から「毎日嬉々として働いていたくせに突然退職するなんて余程闇深いんだなって思った」と言われた。ひどい)

 

でもちゃんと仕事は楽しかったし、敬愛する人にもたくさん出会った。

 

でも結局わたしの「東京に行きたい」という呪いが解けることはなく、昨年の5月に退職を決断。

寂しかったし、これでよかったのかという気持ちもあったけど、前に進むことにした。

 

前職のおかげで私はやりたいことを見つけることができたことができた。

これは今思うと、すごくラッキーな人生歩んでんなと思う。

なんて素晴らしい人生なんだ。

これからがめっちゃ楽しみ。

 

家族からは「こんな安定した仕事を投げ打ってベンチャーに就職するなんて・・・」とかなり落胆されたし、もったいないよと5億人に言われたけど、今はもうなんの後悔もない。

だって自分で決めたことだから。

 

これからの生活でいろんな苦悩があるとは思うけど、こんなに考えて決めた自分の道がかなり愛おしいし、もっと自分のこと好きになれたし、きっとこれからもたくさんの出会いも成長も楽しみも待っていると思うと、ワクワクしかない。

苦しいことも挫折も、劣等感や焦りも全部まるっと受け止めて、自分で自分をよしよしできる人間になりたいなぁと思っています。

 

決断するにあたって背中を押してくれた友達のことはきっとずっと感謝して生きていくんだと思うよ。

自分大好きに磨きがかかって、福岡生活以上に独り身を謳歌しないように気をつけます。

 

 

今日はちょっと真面目な内容になってしまいましたが、以上、茜退職するの巻でした。

次回、田舎者ドタバタ上京物語をお送りします。

 

 

大きな声で言えない趣味

 

夏のボーナスが知らぬ間に消えた茜です。

 

いままで恥ずかしくて言えませんでしたが、冬のボーナスでクリスマスに自費購入した10万円の指輪は、わずか1ヶ月後に駅構内で紛失してしまいました。今思い出しても悲しい。

 

そもそも「自分へのご褒美」で高額アクセサリーを購入する人間がこの世に少なすぎるせいで、友人(既婚)から「ファイナンシャルプランナーのくせにあんたのライフプランが一番見えんわ」と言われました。たしかに!

 

いままでの人生で実家の鍵を5億回無くしているので、鍵は首から下げるように教育されている26歳ですが、今回の紛失に関して母親からは「今後アクセサリーはスリーコインズで買いなさい」と真顔で言われました。

明日も楽しく笑顔で生きます。

 

 

 

 

さて、そんな私の密かな趣味は「毛穴の角栓抜き動画をみること」なんですが、

共感してくれる人があまりにも少ない。好きな人いません?

 

自分自身はエステに超課金しているので角栓があまりないけど、

高校生のときは毛穴ほじくりまわしてたので、あの時の快感を思い出して

ゾッとしながら見ている。

 

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閲覧注意?

 

ゾッとする。

でも寝る前に何回も同じ動画を繰り返し見てしまう。

 

 

 

 

最近、角栓界に突如『毛穴スポスポ』さんという超新星が現れた。

 

角栓除去コンテンツが好きな人間はオンライン上に一定数いるんですが、

大抵の動画は

「あ〜!!ここ抜いて欲しかった!」

「ちゃんと毛根から抜いて・・・」

「取るたびちゃんとピンセットをきれいにして!!」

「鼻毛映っててキモい!!」

など、完璧な角栓除去動画を夢見るが故の辛辣なコメントも多く見受けられるんですよ。

 

 

そんな中期待の超新星、『毛穴スポスポ』さんは、

BGMのつけ方、撮影の角度、抜く順番や部位などをしっかりコメント欄でニーズ拾って、

ちゃんと私たちの声に応えてくれるんですよね。

 

「今回は見やすいようにライトを変えてみました!」

「次回は毛穴パックしてみます!」

とか言われたらもう期待しちゃうよ・・・!!!!!

 

動画を出すたびに視聴者の満足度は上がるばかり。

視聴者参加型の角栓除去系Youtuberですね(?)。

 

Youtubeの「プレミア公開」機能(何時に公開します!という予告配信機能)を駆使しているのはスポスポさんくらいではないかと思う。

 

角栓除去動画のニーズの全てを理解した人間。

 

そんな『毛穴スポスポ』さんに我々視聴者がつけたあだ名がこちら。

 

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 『角栓界の藤井聡太

 

 

 

てっ・・・

天才〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!

 

 

死ぬほど笑ったけど誰にもわかってもらえなかったし、

ツイートしても「きもすぎる」以外の反応はなかったけど、

私はずっと毛穴スポスポさんについていくと決めました。

 

 

 

みんなは人に言えない趣味ってある?

 

 

 

マクロスF

5億年ぶりに『マクロスフロンティア』を見た。

 

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リアルタイムで観ていたのはいつなんだろうと製作時期を確認したら、2007年でした。

中学生ですね。あ〜こわいこわい。

 

今思えは私が知性を携えた一人の人間として初めてちゃんと観たアニメが、この『マクロスフロンティア』でした。当時完全な厨二病だった私はアルト・シェリル・ランカの三角関係にハスハスしたり、同人誌を買いにまんだらけに足繁く通ったりしていました。

厨二病の時はマジで毎日がエブリデイだったので(?)、毎日興奮で発狂したり、病みまくったりして楽しかったな。

若いって素晴らしい。

 

今の自分からは想像も出来ないほどに感情の振り幅が大きい毎日でしたね。

笑ったり泣いたり怒ったり。

めっちゃ燃費悪いなぁ。

あんなに毎日を一生懸命に生きてたのすごい。

二度とあんなに感情的には生きられないと思うと、なんだか寂しいよ。

 

 

 

当時からランカのことは苦手だったので、

 

「絶対ランカとは友達になりたくないなぁ」

「でもどうせ男どもはこういう女が好きなんだろ」

 

という感想が当時と全く同じ温度感で出てきたあたりは成長の無さを感じました。

中学の頃、時を同じくしてマクロスを見ていた友人(男)はみんなランカを応援していたけど、その感情は私は一生理解できないと思う。

 

 

でも、26歳で改めて『マクロスフロンティア』を見終えたときの私は、中学のときの感想とは全く違う感情をもった。

 

 

恋愛的要素を大切にしつつも、これは、アルトという一人の青年が困難の中で成長し、様々な決断して、「自分はなんのために生きるのか?」を問い続ける壮大な人類愛の物語なのである。

その中で出会う、天真爛漫で引っ込み思案なヒロイン・ランカと、孤独を抱えるスーパー歌姫・シェリルという2人の女の子。お互いに作用しながら、時に傷つけあい、そして支え合いながらフロンティアのために戦うんですよね。

                        

だから、単純な恋愛の三角関係なんかじゃないし、

そもそもアルトの気持ちは一貫してシェリルに向いている。

 

これは劇場版『マクロスフロンティア イツワリノウタヒメ』をご覧になった方ならお分かり頂けると思いますが、TV版でもアルトはずっとシェリルのことが好きだったことに気づかされました。

 

アルトという実直で堅物な昭和男は、歌舞伎役者一族に生まれ、一度は役者の道を志すも「本物の空が見たい」という願いを叶えるためS.M.Sに入隊。バジュラとの戦いは命ひとつ簡単に潰えてしまうような危険なものであると承知した上での決断でした。

そもそもこの「本物の空が見たい」というのは彼が12歳の時に病死した亡き母の願いでもあったという点からも「誰かの為に生きること」や「誰かを守ること」と大切にしている人間であるということがうかがい知れますね。でもアルトはいつも孤独で、どこまでも自己犠牲的な男でもあった。

 

実際アルトは入隊するとき、オズマに「俺は俺一人の力で生きる。死ぬ時も一人だ、それでいい」と口にしている。けれど24話で初めて、バジュラとの最後の戦いを前に、シェリルに対してこう告げに来た。「俺は必ず帰ってくる。其れだけ言いに来た。人は一人じゃ飛べない、飛んじゃいけない。それが分かったから。」と。

 

おそらくはもう長くは生きられないシェリルに「必ず戻る」と伝えることは、アルトが「もう自分には帰る場所がある」と自覚したことを意味するんですね。守りたい大切な誰かができたアルトに、ババアは泣きました。よかったね。

 

シェリルとランカのどっちかを選ぶというよりも、アルト自身が最終的に自分の居場所を見つけ、「愛する人のために闘う」と気づけたことがこの物語の命題だったんだなぁと思いました。

 

なんていい物語なんだ。

 

ランカは天真爛漫で自己中心的な人間性がどうしても苦手だけど、壮絶な生い立ちを背負い、愛する人と分かり合えない中で、最後まで投げ出さずに課された宿命を全うした姿は素晴らしかったと思う。

 

でも、人類滅亡の危機がすぐそこに迫っているのに、アルシェリがハグしてるところを目撃しちゃっただけで感情的になり「・・・歌えないよ!」って戦うのやめちゃうところは何回見てもムカつく。とりあえず歌えよ!!!!!!!!!!

 

アルトと決別するシーンで去り際に「さよなら、大好きでした」っていうところも嫌い。

アルトが一生引きずったらどうしてくれるんだよ。

相手のその後の人生を考えろよ!!!!!!!!と何度見ても思うし、こうやって好きな男の心の中に爪痕残そうとするのズルいなあ、と思いましたが、切なすぎてめちゃくちゃ泣きました。(泣いたのかよ)

 

 

なんだかんだ、一番多くのものを背負って、燃え尽きそうな命を「歌うこと」に費やし生きるシェリルが一番好きですね。自信家に見えて一番コンプレックスが強く、愛されることを求めながらも心の底から絶望している。

「私には歌しかないのよ」と言うけれど、そんなシェリルの歌に助けられた人間がたくさんいることを知って「あなた(ランカのこと)が希望なら、私は絶望の中で歌うわ」と、地下シェルターの中で『真空のダイアモンドクレバス』を歌う場面は、死ぬほど泣きました。幸せになってほしい。

彼女の絶望を理解し、抱える痛みを肯定してくれる人間がいてよかったと思う。

 

 

 

「なんのために人は生きるのか?」という壮大な命題は、最終話のグレイスとの戦闘シーンにおけるブレラ・アルトの発言、

 

「どこまでいっても、人はひとりだ!」

「だけど・・・」

「一人だからこそ!誰かを愛せるんだ!!!!!!」

 

という部分に答えがあるように思います。

人はみんなひとり。だからこそ。

さようならがすぐそこにあるからこそ。

 

 

 

そうですね。お気づきかと思いますが、これを書きながらも私は泣いています。

 

 

 

劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ』ももう一回観るもん・・・。

 

 

みんな幸せになってね・・・。

 

 

 

死ぬほど太った(ガチ)

メンズに「痩せたい」「ダイエットしようかな〜」と言うと大抵の男は「そのままでいいんじゃない?」と言ってくれるが、心の中で「言ってるだけで絶対痩せないだろ」と思われている事を私は知っている。

 

だからメンズと体重の話になった時には、どれだけ自分がめっちゃ痩せたいと思っていたとしても「まあ、私は今の自分が好きだから」と言うようにしている。

いい女ぶるなよ。

 

まあ、女は万年痩せたいと思ってんだから、そんな話をする事自体が無駄なんだよ。

いつでも痩せたいし、整形したいし、脱毛行きたいし、毛穴綺麗にしたい生き物なんだよ。

わかるか?世の男たちよ。

 

 

昨今「コロナ太り」という言葉が世に生み出されてしまったのですが、それと時期を同じくして「なんか知らんけど一年で7キロ太っとる・・・」となった会社員Aがここにいます。

 

 

体重計に乗る習慣がないせいで、昨年会社で受けた健康診断から信じられないほど蓄えられていた私の体。

近所にできた焼き芋屋さんにはまりすぎて、毎日のように通い詰めたあの日々も、

赤ワインが好きすぎて毎週数本ボトル買って夜な夜な優雅な晩酌をしたあの日々も、

パン屋でベーグルとチキンサンド食べて、イタリアンプリンとカフェラテのんで、スタバでチーズケーキ食べたのに帰って「たべっこどうぶつ」3袋食べたあの日も、

 

どの毎日も楽しかったけど、

或る日、会社で着用しているパンツスーツの股が、突然避けた。

 

股が裂けるって何?

びっくりしたし、隣の席に座ってた同期の方がびっくりしていた。

驚かせてごめんな。

 

さすがに痩せるわ。

 

それにしてもダイエットの成功体験が少なすぎる。

痩せようと思って痩せられた事が絶望的にない。

夏バテで勝手に激やせすることはあるけど。

みんなちゃんと痩せようと思ったら痩せられるもんなん?

 

人生で「成功したダイエット」は、ただの一回、クラシックバレエのコンクール前2週間に「痩せないと着れないサイズを注文しています。」と先生に重圧をかけられた、その一回のみ。怖かったな〜。

 

 

あ〜、すでに股の裂けたスーツ、一つ大きいサイズで注文し直しちゃった。

もう負けてる気がするよ。

 

 その他のダイエットはというと、ダイエット栄養補助食品(ソイジョイとか)と死ぬほど大量に食べて逆に太るという謎の失敗が多かったように思う。

痩せたい気持ちだけは伝わるよね????????

 

 

痩せた先にコンクールとかが待ってたらまた頑張れるのに。

何も目指すところがないのも味気ないので、痩せたら友人と銭湯に行ってナイスバディを見せつけたいと思います。

小さな夢すぎるよ。

 

 

報告をお楽しみに。

 

 

ステマに負けた話

 

ミレニアム世代の女性の皆様なら120パーセント共感していただけると思うのですが、インスタに「DUOクレンジングバーム」の広告多すぎませんか?

 

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これです。

 

 

確かに私自身、スキンケアとか毛穴ケアとかを検索しがちではあるので、完全にマーケティング対象ど真ん中すぎて表示回数が多くなっているとは思うんですが、それを差し引いたとしても、本当〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に表示回数が多い。

余談ですが同様の理由でYoutube広告は90%以上が「私はマミ!25歳!今は職場の●●さんに絶賛片思い中!」的な早口美容広告で溢れかえっている。

先日ついにYoutubeさんから「他人のうんちを肛門から入れることに興味ある人間」としてターゲットマーケティングされた時は、嘘だろ!?と思いました。実話です。

 

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実際の画面です。どんな広告やねん

わかってる。

私は自分磨き系アカウントが好き。

でもそれにしても本当に、本当にDUOクレンジングバームはPRが異常に多い。

私だけなんですか?これは。

 

 

こないだ高校の友人と酒飲んでる時に「Duoクレンジングいいよ〜」と言われ、ついに数少ない友達にまでステマされてしまったと絶望したのですが、そこまで来たらもう騙されてもいい、四千円とかクソ高いクレンジング使う意味わからんけど、これで「ステマはクズ人間の所業だ!!」と世に知らしめてやる・・・!!!!!!!!という憎しみを込め購入してみました。

 

 

 

結果的に

信じられないほど良かった。(単純)

 

 

 

中学生の頃から毛穴に悩み、ピンセットで抜く楽しみを覚えてからというもの永遠に綺麗にならない私の肌が、たった1週間で角栓のないツルツルお肌になったのである。

ステマとか言ってごめんな。

ワイ、感動したで。

ちゃんとホットタオルで毛穴開いてからクレンジングすると、ザラザラと気持ちいいいほど角栓が出てくるのだが、アトピー肌の私でも肌荒れやつっぱりを感じることがなかったので、本当に良品だったんだ、絶対あんな怪しい広告宣伝の仕方変えたほうがいいよ・・・と思いました。

 

とはいえ長年のお付き合いである毛穴。

ポツポツ角栓は消えましたが、酸化した黒ずみは全く消えていません。触り心地はツルツルですがすっぴんはまだ汚いなあと感じる。

これはもうエステ通いで治すしか無い。

私にあるのは金だけ。

そう思いました。(最低)

 

なにかと広告に負けて買ってしまう性格ではあるが、人生でここまでステマ品に感動したことがなかったので、2020年買って良かったもの第1位に認定したいと思います。

 

今年は自分磨きに死ぬほど資金を投入していきたいと思います。

 

 

 

 

お題「#買って良かった2020