君は悪魔か少女になって

来世は高校球児になりたいOLの日記

継続は力なり

大人になって気づいたんだけど、私は努力するのが好きだけど、コツコツ積み重ねるのはめちゃくちゃ苦手。

気付いたのは社会人になって「ダイエット、2日目に突入したことなくね?」って思った時だったんだけど、その矛盾に気づくまですごい時間かかった。遅すぎ。

気付いちゃったら色々思い出すけど、ピアノはレッスンの日、しかもポケモン見てからしか練習してなかったし、チャレンジ6年生は2ヶ月分を夏休み最終日に1日で仕上げた。

なんならセンター試験の日本史も前日意味わからんくらい一夜漬けしたせいで当日眠くて見直しもせずに寝た。

 

学生の頃はずっとそんな自分をなんだか恥ずかしく思っていて「あ〜、なんで早くやらなかったんだろ…」って思うことが多かったけど、

ここまでくると「逆に人生全てがそんくらいの努力で乗り切れてるの、クソ要領良くない?天才かな?」って思う。

 

それでもまぁ努力して何かを大きなことを成し遂げた人を見てるととてつもない劣等感を感じることもやっぱりあるけど、私には継続に対する才能が一切無いので、英語を習得することも、公務員になることも、1ヶ月で5キロ痩せることも無理。エーン!

 

でも私は今までの人生の歩みのおかげでヨガのインストラクターになれるし、カフェのバリスタにもなれるし、YouTuberにもなれる。なんなら適当な事務職や資格のいらない営業職なら、東京に転職することなんて、全然難しくない気がする。

高校時代、友達に「上手に生きなよ」って言われた意味が、なんだかやっと理解できた。多分この不器用さが自分らしいんだろうけど、そろそろ上手に生きちゃおうかな?上手に生きてたらそいつに笑われそうだからなんかやだな。