君は悪魔か少女になって

来世は高校球児になりたいOLの日記

アムウェイの勧誘を受けた話を聞いてくれ

人生で初めて「アムウェイ」の勧誘を受けたんですよ。

アムウェイといえばあの、マルチ商法で有名な日用品メーカーですね。ネズミ講のようにユーザーを増やし、ノルマを達成していくイメージの、あのアムウェイです。

あ、知らない人はネットで調べてくださいね。

 

そんな「学生時代、情報の授業で習ったことあるヤバイやつ」が今回、

急な角度で私の人生に突進してきた訳なんですが。

当然、私自身引っかかるとはつゆ程にも思ってないんですよ。得体の知れない嫌悪感あるし、悪評も知ってるからね。ナメプ。

だから、あ!これは勧誘だ!と気づいてすぐ、

 

「あ〜、あれね、はいはい。そういうのいいんで!」

 

と、なるはずだった。

 

全然ならなかった。

 

 

一つの芸術を見せられているかのような錯覚に陥った。あれは宗教。

 

ということで私がアムウェイと出会い、別れるまでの奮闘記をここに遺そうと思う(?)。

 

 

きっかけは営業先のお客さん。

母親くらいの年齢、小柄で、おしゃれで、よく笑う人。

第一印象は「素敵な年の取り方をしているなあ」で、いわゆる「丁寧な暮らし」をしているその人はいつも楽しそうに私の話を聞いてくれ、帰りには手作りのお菓子をもたせてくれたりするような人なんですね。

そもそも営業で神経すり減らしまくっている私にとって「好意的に接してくれるお客さん」というだけで好きになりがち(言葉にすると悲しい)。

最初は仕事帰りに着物の着付けを習いに行き、ご飯をご一緒した。

自然な流れで「料理教室もしてるの。よかったら来ない?」と誘われ、防御力ゼロと化した私は、ホイホイ出かける訳です。

 

そう、この「料理教室」こそアムウェイの巣窟だったんですよ。。。

 

(こんなの、騙されない人いるんすか?)

 

当日、うきうきでお気に入りのエプロンを持ってスタジオにいく25歳独身OL。

自己紹介もそこそこに、「7品つくりま〜す」って言われたあと、なんとなく会話に違和感を持って周囲を観察した結果、2品目の最中、器具に「Amway」っていう表記を見つけた時の絶望。想像できます?

もうレシピなんて1ミリも頭に入ってきませんよ。

最初から料理のコツよりも「使っている器具の有能さ」と「材料・調味料の素晴らしさ」についてのプレゼンを聞いているような時間だった。

そもそも、

ポイントカード作りますか?を断る勇気がなく永遠にたまらないポイントカードだけ増える私が、

一度も使ってないクレジットカードを退会しようとサポートデスクに電話してごねられ、そのまま5年以上年会費だけ払い続けている私が、

エステの体験行った時の勧誘を断れず破産覚悟で契約書にサインする私が、

冷え性を治したいな〜」と思ってふらっと立ち寄った漢方薬屋さんで4万円分お買い上げさせられ泣きながら帰った私が、

断れると思います?

無理ですよ。

もう絶望ですよ。

私の人生もはやここまで・・・両親・・・産んでくれてありがとう・・・

とおもいました。

 

とまあ、ここまでが従来私が持っていた「アムウェイ」という組織イメージとの葛藤だったんですが、ここからが本当の戦いだったんですよ(長いな)。

 

 

アムウェイの特徴として

料理の出来栄えや器具の素晴らしさを語る根底に、「みんなでハッピーになろうよ!」的な考えがあるんですね。

 

私が参加した「料理教室」は30代〜50代の既婚女性が集まっていたんだが、

「『運命の相手』は自分自身がやりたいことをやって、人生輝やかせて初めて出会うことができる人なんだから、「結婚して仕事辞めたいから良い人いないかな〜」という考えはナンセンス!」

であるとか、

「自分の人生から《旦那》と《子供》を引いて何も残らない人生はつまらない」

であるとか、

人生をより輝かせるための考え方を話し合う時間が多かったように思うんですね。

私の好みのタイプや将来設計、仕事観などを質問しては、

「素敵ね。自分のしたいように生きれば良いのよ」と認めてくれたんですよ。

 

現在、「上京したい」以外の感情を失っている私にとっては気持ちが軽くなる言葉が多かったし、恋愛観についても否定されることはなく「あなたの魅力をちゃんとわかってくれる人じゃないと勿体無いでしょ(笑)」と軽やかに自己肯定感を支えてくれた。

 

そう、お気づきでしょうか。

自己肯定感が低い人間こそ、このコミュニティを大好きになってしまうんですね。

 

そもそも紹介してくれたお客さん自身がそのへんお上手なんですが、

一緒にコーヒーを飲みながら「あんたは真面目すぎるからねえ」と私のことを笑ってくれ、

母親との関係が複雑なこともあり一層居心地の良い人だと感じるようになるのだった。

 

そう。

こんなに良い人たちが悪者なわけない・・・!

と、思うんですね(洗脳されてる)。

しかも本人たちも犯罪に加担しているという意識はなく、心の底から相手の幸せを思っているから勧誘するんだという構図に気づいた時、アムウェイの闇深さを実感した。

 

出来上がった食事を食べながらある女性は

「料理を学ぶのも大事だけど、こうやっていろんな世代の人が集まって話す機会は、仕事と自宅の往復だとなかなかないでしょ?気軽に遊びにおいでね」

と言った。

 

なんで私が仕事と自宅の往復しかしてないと決めつけてんだよとは思ったが、マジで言っていることはもっともなんだよなあ。その場にいる人間の言葉の節々に共感してしまう自分もいて、複雑だった。

それぞれの人間が女性として独立し、考えも漸進的でキラキラして見えた。たしかに「こういう風に生きたい」と思わせてくれるなにかがそこにはあるような感じがした。

 

 

まあそこからは笑ってしまうくらい畳み掛けるような勧誘になったので目が覚めたし、なによりそんな美しい会話の中、後ろの壁にはしっかりとノルマ表が貼ってあるのが怖すぎてわたしは永遠に怯えていた。

断りづらい空気ではあったが、断れず購入したまま自宅で独特な匂いを放ち続ける4万円の漢方薬を思い出し、決死の覚悟で「すみません、今日はやめておきます」と言った。

わかりやすく肩を落とされたし、ボスっぽい人は不満そうでもあったけど、

多分ここで私がこのコミュニティに入るとまじで抜け出せそうにないと思ったから良い判断だったと思う。本当に良く頑張った。えらい。

 

多分今後も良かれと思って勧誘は続くし、営業先のお客さんとしてのおつきあいは続くけど、今までにみたいに可愛がってもらうことはないと思う(ちょっと寂しい)。

 

 

結果的にはアムウェイのコミュニティ自体は素晴らしい面もあると思ったし、商品も魅力的に感じるところも多々あったが、ビジネスモデルとして勧誘・販売の仕方がやっぱり洗脳的で怖いと感じたし、手段もわりと強引で、アムウェイと名乗らず料理教室に呼ぶところとかが無理だなあ、という感想でした。

 

(あとで調べたら、事前に勧誘目的を告げずに公共性の低い場所(今回で言うマンションの一室みたいな)で勧誘行為を行うのは特定商取引に違反するみたいです。)

 

余談ですがいちばんすげえと思ったのは、

参加していた大人しそうな26歳女性、私と同じカモかと思いきや、

途中で「私がアムウェイの商品を買ってから人生が輝きだした話」を滔々と語り始めた時は

「いや!!!!!!お前も!!!!!!

敵やったんか〜い!!!!!!!」

と思いました。

 

 

拘束時間にして4時間。

全てが終わり、戦場を後に清々しい晴れた日の夕暮れの中、旧友に闘いの報告電話をしたら、

「いいなぁ、人生楽しそう」って言われました。最低な友達です。

 

しばらくは自分に優しくしてくれる人みんな「アムウェイの勧誘じゃ?!?!」という目で見てしまいそうですが、強く生きます。

マスク戦争

コロナ対策で急に私たちの日常と化したwithマスク人生、すげー嫌。

「化粧しなくていいじゃん」という意見もあるが私は友人に「まじで顔以外残念」といわれるくらいには人生顔面勝負なところがあるのでめっちゃ困ってる(なんそれ)。

 

なによりもアレルギー体質なので化学繊維で肌が荒れるのはお約束。かゆすぎ。

マスクの線に沿って肌荒れしてるので、それを隠すために一生マスク人生送ってそう。絶望しかないなぁ。

 

まあいろんな理由でマスクを毛嫌いしているのだが仕事上毎日着用を義務付けられているので、肌荒れ懸念の少ないウレタンマスクを愛用している。スポンジみたいなやつね。

 

早春のマスク在庫戦争の渦中にさかのぼると、都会は知らんが私の住んでいる街は治外法権なので(?)ウレタンマスクの需要が少なく、あるのは黒マスクのみだった。なんとなく敬遠していたけど一回使うとなんだかスタイリッシュだし、小顔効果があるように感じて気に入って使った。

 

しかしさすがに仕事で黒マスクを使うわけにいかなかったので業務時間内は市販の不織布マスク(白)を使っていた私であったがここ最近はマスクが入手できるようになったので、ウレタンマスクを新調。

 

白。

と、ピンクと、紫と、オレンジ。

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かわいいっしょ?

 

最初はおとなしく白マスクで働くも、好きでもないマスク人生に心底辟易している私は、しれっとピンクのマスクで働いてみたりなどしている。

さすがに紫のマスクで就業していると課長に「毎日マスクでファッションショーすんな」って怒られたりもした。ばれてたのかよ。だってつまんないんだもん。

あとはお客さんに出すコーヒーをツートンに抽出する謎のこだわり演出をしてみたりなどして過ごしている。上司に自慢げに披露したら感情を失った顔で見つめられた。そんな顔でみるなよ。

上司とはいつもぬるっとした戦いが勃発しがち。

自分の部下が私みたいなやつだったらめっちゃ嫌だな。

 

そんな感じで元気に過ごしています。

 

 

ウキウキで新調したリップもこんな調子じゃ、日の目を見ることはない。高かったのに。

なんでもない毎日がそこにはあったはずのに、なんか遠い昔みたいに感じるなあ。

みんなの顔忘れそう。

歯についた青海苔も、はみ出た鼻毛も元気にしてるかな。

 

 

《備忘録》

ギネスに載るのではと思うほど自粛期間中にできたニキビたちは「メラノCC」シリーズを1週間つかったらすっかり治った。以下詳細

・メラノCC化粧水&保湿ジェルをこまめに塗る

オルビスオルビスディフェンセラ」(飲む保湿みたいなやつ。セラミド。使用2ヶ月目)

・DHC「マルチビタミン」1日1粒

・毎日1.5リットル水を飲む

 

 

コロナに負けるな

困った。GWにやることがない。

父は会社のコロナ対応呼出に怯えながら「ホライゾンゼロドーン」という謎のゲームを1日20時間していたし、母はインド映画を狂ったように1日27時間みていた。世界は平和。

 

例年であればどんたくに出かけては弊社の新入社員を「若いなあ」といいながら昼間から酒を飲んだり、親戚から「ところで結婚の予定は・・・」と聞かれるたびに姉妹で地蔵になったりして、なにかと充実した時間を過ごしているのに。

連休前、「休日出勤・・・本当にしなくていいですか?」って上司に聞くくらい暇だった。

あ〜暇。暇以外の感情がねえ。

そもそも友達も多く無いし、全然アウトドア派じゃ無い私がこんなにも暇を持て余しているのだから、土日の予定がいつもギチギチな人間は一体生存しているのか心配。元気かな。

 

5日間ノープランで自堕落な生活を送ることが目に見えていたので、自分が社会性を失わない方法を懸案した結果、

 

「デジタルデトックスしてみようかな」

 

と思い至った。

 

つまりは携帯電話をなるべく使わない生活。したことは無いけど、LINEアプリを不要では??と思って削除した経験のある私ならできそうとも思った(ちなみにLINE削除は公私で周囲に迷惑をかけまくり、当時付き合っていた彼氏と戦争になった。あたりまえ。まじごめん)。

前も言ったけど私はYoutuberホリックなので、平日の夜も土日も、なんなら職場で昼ごはんを食べている時でさえ動画を見ている。最近はHuluで海外ドラマを見すぎてNYの出版社で働く恋に仕事に一生懸命なキャリアウーマンになる夢まで見た。

そんな人生を送っているので動画視聴断ちについてはめっちゃ不安。

けどやるときめたら(適度に手を抜きながら)やる女。

 

ついでにいろんなルールを決めて、精神衛生状態に良い生活をしてみたので、備忘録としてここに残そうと思う。

 

 ①デジタルデトックス

すんなり違和感なく達成。とはいえ毎日投稿Youtuberの動画視聴が日常のルーティンに完全に組み込まれているので、ふと「彼らは元気にしているだろうか」と思いを馳せる瞬間があり、末期だなと思った。そして「彼らは私がこの世にいてもいなくても、仲間とメントスコーラで騒いだり、鉄球を1000度に熱したりして楽しく暮らしている」という当然の事象に一抹の虚無感を抱く。謎の感情。

しかし、彼らのコンテンツには少なからず連続性があるので少し見逃すと突如どうでもよくなるという弊害に気づく。そもそもYoutuberの動画を見ている時間が人生を豊かにしてくれたことは一度も無い。ずっと前からすごくやめたい。それを再確認した日々でもあった。これから見るかはわかんないけど、彼らの幸せを祈ってます。

どうぞご自愛ください。

とはいえ、インスタを見るくらいならYoutubeを見てる方が他人の人生気にしないで済むから、そういう意味ではいいんだよね。インスタで精神衛生状態を劣悪にする必要は無いです。

 

 海外ドラマも視聴しないままGWを無事に終えたが、「デスパレートな妻たち」シーズン2を視聴中だった私は、お風呂に入っているときガブリエルとカルロスの将来を案じた。

二人のことを考えている時ふと「カルロスの英語の発音、ちょっとむずいよなぁ」と思って、湯船で練習してみたりなどした。

 

その他LINEなどについては1日に何回かは確認したけど、大した連絡が誰からもなかったので大丈夫だった。なんかこれ言葉にすると超絶悲しい人間じゃん。うるせー!こっち見んな!

とはいえGW3日目に友人に陣痛が来たとの連絡をもらったので、その子の連絡だけは通知をオンにしてずっと応援してました。よく頑張ったね。

 

恋人がいる人はちゃんと相談してからがいいかも。戦争になるので。

 

 ②早起きして服を決め、メイクをして過ごす

正直これが本当にオススメすぎる・・・。

まあそもそもの私が土日パジャマのまま過ごし、ベッドで動画を見て、寝て、見て、寝て、なけなしの自尊心を失う直前(夕方5時ころ)にやっと動き出す生活だったから劇的な変化を感じただけなのかもしれない。クズすぎ。

でも世界中に私のような休日を過ごしている独身OL、腐るほどいると思うんだけどどうなんでしょうか?

カーテンを開けて寝ることにより、なんと、朝日で起きた。素晴らしい人生の始まりかよ。

ベッドメイクして夜まで入らないように対策を打ち(5日中3日は昼寝した。許して)、初夏の装いで、新しいお気に入りのメイクグッズを開封した。ネットで爆買いしたので今月の収支バランスが終了しているが、そんなことは気にしない。

勿論、連続休暇こそメイクせず肌を休めるべきとも思ったけど、メイクしないとスイッチ入らない人間なので、朝からしっかり顔を作った。新しいコスメでいい気分だしね。朝から化粧してるのに待てども待てども外出しない私を、母が不思議そうに見ていた(どんな娘だと思われてんの?)。結果5日間毎食家でしっかり食べた。ごめん。

 

そこまで準備ができたら朝ご飯作ったり、洗濯物干したり、読書したり、掃除したりして午前中を過ごした。いつも使っているお弁当箱や水筒を解体漂白したり、家中のフィルターというフィルターを洗ったりもした。痒い所に手が届く女です。

毎朝スーパーの開店に並んでホットケーキミックスと小麦粉を血眼になって探した。ホットケーキミックスはどのスーパーも品切れ。こんな世の中は終わり。コロナはすごい。

 

 

今回の爆買いのなか戦利品だったのは

  • BOBBI BROWNのハイライティングパウダー(01 ピンクグロウ)
  • JUNG SAEMMOOLのエッセンシャルスキンヌーダークッション(Pink Light SPF50+)

でした。ファンデーション塗らない星人だったけどもう25歳なので全面降伏してお肌の曲がり角と向き合うことにした。艶肌重視で選んだ結果、本当に陶器みたいな仕上がりになって感動した。

ツヤ・・・!!!!

でも死ぬほど肌荒れした。絶望。1日でできたニキビ数のギネスがあるなら更新できるんじゃないかと思うほどできた。そして私は「肌荒れを隠すための厚塗り」という絶望無限ループに陥ったが、購入したばかりで悔しいのでしばらくは使おうと思う。

 

③好きな本を読み返す

友達とドライブ行くときでさえ文庫本持って行ってしまい「孤独へのリスクヘッジが完璧」と揶揄されたことがあるが、そうでなくても読書は好き。けどハリーポッターは登場人物の名前が全然覚えられなくて挫折してしまい、そのことをまだコンプレックスに思っている。当時姉は発売日に買って徹夜で読み更けっていたし、その二日後には両親も読み終わっていて「姉妹で偏差値の配分間違えすぎじゃない?」って思った記憶がある。閑話休題

読みかけの本の続きを久しぶりに読むとき、「あ〜、ここまでは読んだな」「ここも読んだな・・・」を繰り返してどんどん読み進めていたら結局最後まで読んだことあった、というホラー現象が年に一回ぐらい起こるんですけどこれはあるあるですか?

 

読み返した本

 

結論、好きな本は何度読んでもいい本。ダレンシャンのクレプスリーはただのイケメン。

 

④水をたくさん飲む

「1日2リットル飲む」神話あるじゃないですか。

何回かチャレンジしたことあるんだけど、仕事の日だと接客中に膀胱破裂するから物理的に不可能なんですよ。1時間に一回トイレ行ってたら体調不良を上司に疑われて恥ずかしい思いをしたこともある。たしかにお腹ヨワヨワ芸人なので朝頻繁に職場のトイレ占領しがちではあるが、今日はお腹下してないです。すみません。って感じだった。(なんの話?)

自分の身長から鑑みて2リットルは多すぎると勝手に判断して1.5リットルを継続して飲んだ。お気に入りのタンブラーだったので意気揚々だった。

 

体重が減ることも体調が良くなることもなかったが、「毎日水1・5リットル飲んだ」という功績を誉めたたえて過ごした。継続したらいいことあるのかもしれないね。

 

⑤ときめきグッズは使ってこそ生きる

家にある頂き物や自分へのご褒美たちを消化してみた。具体的には、可愛くて使えずにいた福岡市美術館不思議の国のアリス展」で買ったアリスのインスタントコーヒー、プレゼントでもらったUCC COFFEE STYLEのムーミンのコーヒー(コーヒーばっかり)、韓国のお土産のちょっといいフェイスパックやトリートメント、大学時代なぜか購入した「ぐりとぐら」柄の切手など。

ITリテラシー低すぎて(?)設定せず置物化していたGoogle homeもやっと我が家の一員になった。ようこそ〜〜〜!!!!

大切に保管しておくのもいいけど使うとなると、くれた人のこと考えたり、思い出してニヤニヤしたりウキウキする楽しさがあった。買ったときよりもときめいた。

 

逸るときめきを感じながらハンドドリップで丁寧に抽出したアリスのコーヒーの味がなんとも微妙で、まあ世の中そんなもんだよなぁと思った。

またときめくものを一つひとつ集めていこうと思う。

 

⑥好きな映画を1日一つみる

誰に報告するわけでもないので偏愛している「フインディングドリー」と「アラジン」をみて、残りの3日は「モアナと伝説の海」を毎日みた。相変わらずモアナは最高。私がモアナを初めて見たときの感想は「ほぼマッドマックスじゃん」でした。見たことない人がいたら見て欲しい。モアナ、思いのほか全然海でチャプチャプせんから安心して。

洋画も邦画も見たことがあって結末を知っているやつを見るのが好き。金払ってまで一人でハラハラしたくない。国際線のフライト中に暇を持て余して見たクソラブコメセンセイ君主」は面白すぎて5億回みた。おすすめ。

コロナが明けたら誰かと映画館に行きたいなぁ。行って無駄にポップコーンの味で揉めたい。

 

⑦毎日英語に触れる

既述したディズニーの3作品は英語音声・英語字幕で見ている。お伝えした通り「モアナと伝説の海」はほぼマッドマックスなので、説明もいらない映画。素晴らしい。そしてお酒飲んで「アラジン」観るときは大体、ジャスミンになりきって美しく強い王女様のいけない恋模様に心焦がして一緒になってセリフ叫んでる。はやく成仏したい。

TOEIC試験の4月分の振替が9月になったので遠すぎて完全にやる気を失っていたが、会社の先輩が外資系に出向が決まり勉強方法を色々聞いてきたので、ついでに一緒に頑張ることにした。最近テキスト開いてすらなかったけど、一緒にやってくれる人がいればできそう(安易)。みんなで頑張りましょう。

あとはせっかくコロナショックで株式相場大荒れ地獄の最中だし、と思ってゴールドマンサックスのマーケットレポートを読んでみたりした。英語の専門用語多すぎて全然わかんなかったけど、読んだことに満足した。無意味。明日も仕事頑張ろう。

 

毎日英語に触れると「やらなきゃなあ」って思えるし勉強してない罪悪感も軽減されるので精神的にいいなと思った。継続していきたい。できたら自分のこと好きになれそう。

 

⑧自分を褒め称えて寝る

昨今は日常の中で大したストレスもないので、社会人なりたてのときみたいに漠然とした人生への不安や自己嫌悪で寝る前にくよくよ泣くこともなくなった。それでも毎日理想とは距離のある隠居生活を送り、誰に止められることもなく悪化していく日々の自分自身に嫌気がさして絶望しながら寝ることはある。

そんな中このGWは何を成し遂げるわけでもないが「気になっていたことを片付ける」「やってみたかったことをする」「生活をととのえる」ことができたので全然悲しい気持ちは湧いてこなかったし、毎日「明日は何を着て、朝ごはんは何作ろう?」って思いながら寝た。とてもよいGWだった。

 

まとめ

気づいたら結構な超大作になってしまった。読み返すのが面倒。誤字があっても直す気力がない。もう一回モアナを見て寝よっと。

 

#コロナに負けるな

ボリスジョンソン

詳しいことは知らんけど、私はボリス・ジョンソンという男が好き。

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言わず知れた、イギリスの首相です。可愛いね。

好きになったきっかけは、新社会人時代に経済記事を必死に追ってた時に見つけた河野外相のtweetだった。

https://twitter.com/konotarogomame/status/941265502986317824?s=20

2017年、ジョンソン(当時外相)が飲んでいるのは3・11の被災地でもある福島県産の桃ジュースなんですね。

本当は桃が食べたかったんだけど、季節的になかったのでしょうがなく桃ジュースで我慢したけど、「えっ!うまっ!うまくない?」って感じでゴクゴク飲んでくれるおじさん、控えめに言って大好きになった。

風評被害に苦しむ農産物の規制撤廃に一役買ってくれました。いいおじさんだ。

 

 

そんなジョンソンが3月、コロナウイルスに感染。

医師団が首相死去の準備をするほどまでに重篤化しながら、ちゃんと生きて戻ってきてくれたので私は本当に嬉しい。全然知り合いじゃないけどめっちゃホッとした。誰なん?

 

回復した時の会見で名前を挙げ感謝の言葉を口にした二人の看護師はともに移民出身。

EU離脱を掲げながらそういうことしちゃうのもいい。

しかも恋人との子供の名前、その看護師からとって「ルイス」にしてたよ。単純おじさんじゃん。可愛いな。

知れば知るほどいいやつにみえてきた。

 

そんなジョンソン、実は裕福なエリート家庭で育ち。オックスフォードではキャメロン元首相と社交クラブでパリピ生活を送っている。羨ましいやつ。

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変わらなすぎ・・・

 

家族全員華麗な経歴を持ってるけど、家族全員ボリス以外、EU離脱反対っていうのも意味不明で面白い。あんたの人生になにがあったん?

 

政策のことはまあいろいろあると思いますが、ご自愛ください。

いつまでも元気でね。

 

継続は力なり

大人になって気づいたんだけど、私は努力するのが好きだけど、コツコツ積み重ねるのはめちゃくちゃ苦手。

気付いたのは社会人になって「ダイエット、2日目に突入したことなくね?」って思った時だったんだけど、その矛盾に気づくまですごい時間かかった。遅すぎ。

気付いちゃったら色々思い出すけど、ピアノはレッスンの日、しかもポケモン見てからしか練習してなかったし、チャレンジ6年生は2ヶ月分を夏休み最終日に1日で仕上げた。

なんならセンター試験の日本史も前日意味わからんくらい一夜漬けしたせいで当日眠くて見直しもせずに寝た。

 

学生の頃はずっとそんな自分をなんだか恥ずかしく思っていて「あ〜、なんで早くやらなかったんだろ…」って思うことが多かったけど、

ここまでくると「逆に人生全てがそんくらいの努力で乗り切れてるの、クソ要領良くない?天才かな?」って思う。

 

それでもまぁ努力して何かを大きなことを成し遂げた人を見てるととてつもない劣等感を感じることもやっぱりあるけど、私には継続に対する才能が一切無いので、英語を習得することも、公務員になることも、1ヶ月で5キロ痩せることも無理。エーン!

 

でも私は今までの人生の歩みのおかげでヨガのインストラクターになれるし、カフェのバリスタにもなれるし、YouTuberにもなれる。なんなら適当な事務職や資格のいらない営業職なら、東京に転職することなんて、全然難しくない気がする。

高校時代、友達に「上手に生きなよ」って言われた意味が、なんだかやっと理解できた。多分この不器用さが自分らしいんだろうけど、そろそろ上手に生きちゃおうかな?上手に生きてたらそいつに笑われそうだからなんかやだな。

Youtuber

かれこれ6年以上、Youtuberが好き。

社会人になってからは「好きかどうかわからんけどとにかく毎日のルーティンだから観る」って感じ。Youtuberを見ない日は1日も無いかもしれない。そのくらい私の日常に溶け込んでいる。

 

当時付き合っていた恋人にオススメされた、東海オンエアの「『東海オンエアすごろく』を開発しました!」ってていう動画をしぶしぶ観たら、あまりにもくだらなすぎてハマった。そもそもYoutuberって何?って感じだったんだけど、すごろくで「Lチキ買ってくる」とか「ミラノ(イタリア)に行く」とかあるの謎すぎて変なの〜。って思った。すごろくに負けただけでほんとにミラノ行ってたし、すごい変。

その変な人たちをそれから毎日見ている。

気づけば10個くらいのYoutubeチャンネルを毎日永遠にみてる。

すげーやめたい。

 

めっちゃつまんなくて「二度と見るか!!!!!」と思いながら途中で見るのをやめる動画もあるのでやめどきはきっとそこなんだけど、抱腹絶倒して5万回見た動画もあるので、決別には時間がかかりそう。

 

何がいいって、インスタで他人のキラキラ投稿をみるのが辛いメンヘラOLにとっては、Youtuberの「他人どうでもいい感」に癒されるんですよ。彼らマジしたいことしかしないから。

 

まあ自分が毎日スライム風呂とかメントスコーラとかしたいか?って聞かれたら全然したく無いけど、動画に影響されて次の日のお昼ご飯をペヤングやきそばにしてしまうことはあります。

 

でもすげーやめたい。絶対無駄な時間じゃん。

こんな25歳になるなんて思ってなかったよ。

元彼に責任とってもらいたい。

ポジティブハラスメント

会社で「思考の転換」の研修があった。

要は「『とりあえず三年』の期間がもうすぐ終わるけど、やめないでね!研修」だった。

 

トラブルや困難に直面した時に感じるストレスをうまく逃がす方法を学ぼう!という趣旨だったので、そんなんでうちの爆弾お荷物社員の問題が解決するなら警察いらねえよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!とは思いがちではあったが、研修のうち5時間がそれだった。

そんなんだからみんな辞めるんやで。

 

 

 

内容はまぁ至極真っ当なもので、思考と言動の間に介在する「思考回路」を変えていきましょう、といったものだった。

後輩がミスしてもブチギレせず、「私も教えることで知識深まるし、ありがとう!」みたいな(?)。

ポジティブハラスメントは往々にして大なり小なり世界中の企業にあるんだろうけど、「期末、ノルマしんどいけどみんなで笑って乗り切っていきましょう!!」みたいな、「くよくよしてても仕方ないよ!前向きに解決策探していこう!」みたいな、そういうの、逆にやる気なくなっちゃうマンなんですよ。あ〜やだやだ。何の解決にもなってないし、私はいつでも何処でもネガティブで永遠にイモイモしてる自分が好きなんだよ。ほっといてくれ。

 

まぁ実際の私はというと、仕事終わって食べよっ!と思ってルンルンで冷蔵庫にしまってから仕事が手につかなくなるくらい楽しみにしてた貰い物のシュークリームを帰り際、仕事のミスで落ち込んで泣いてた新入社員に「まあシュークリームでもお食べ…」と差し出してしまうくらいのナヨナヨ人間なので、全然キレないし、威厳はゼロなんですよね。悩みです。

 

ポンコツに対してどんなに「今日は優しくするんだ」と心に決めていても目の前で繰り広げられる果てなき不可思議無駄行動を目の当たりにするとつい厳しいことを言ってしまうのは分かるし、自分が言えないからこそ「いいぞー!もっといけー!!」って思うこともある(最低人間)。

 

「とりあえず三年」、終わるんだなあ。案外早かったな。

年越しはモチ何個食べようかなぁ。